ITニュース六時五分:ネットセキュリティ対策も企業の信用度評価に影響する時代へ。ムーディーズが言及

ITニュース六時五分:ネットセキュリティ対策も企業の信用度評価に影響する時代へ。ムーディーズが言及

0605_20141112格付けで有名なムーディーズは、企業の信用分析を行う上で、民間部門に対するサイバー攻撃はますます重大なリスクになりつつあると発表しました。企業の格付けには明示的に利用はしていないそうですが、セキュリティ対策は重要なポイントになることを示しました。

サイバー攻撃や、情報漏えいへの対策は、経営者にとって悩ましい問題です。保険の金額をどれぐらいにすべきなのかといった問題と似ていて、対策費を多くすればするほどリスクが小さくなり、安心は大きくなります。しかし、その金額は青天井ですし、いくらでも想定外のことは起きるので、これで安心という対策費用は計算できません。しかし、何もしなければ、つねに不安になり、万が一のときには、倒産に直面することになってしまいます。

日本では、なかなかリスク管理の考え方が浸透しておらず、どうしても、『絶対にトラブルが起きないようにする』ことばかり考えてしまいます。しかし、リスク管理の考え方は、何がリスクなのかを想定し、どこまでを起きないようにする対策するのか、万が一起きたときには、どのようにしてリカバーするのかを考えることです。つまり、万が一、起きたときにどうするのかまで考えて、リスクをとることを想定します。その中に、保険でカバーするという考え方があり、保険料を考えるのです。

こういう経営者として、何がリスクなのか、何をリカバーするのかを決めることが重要で、それができてこそ『対策』になります。そして、今回のムーディーズの発表のように、これからは、セキュリティ対策をすることが、企業の信頼を決める大きな要素になってくるでしょう。世界中でサイバーテロが起き、また、日本では2020年に向けて、さまざまなサイバー攻撃が起きる可能性があるので、決して他人事ではないのです。

本日のニュース

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1511/30/news072.html

サイバー攻撃、企業の信用格付けにも影響──ムーディーズ




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