ITニュース六時五分:ネットは正しいと信じる10代が増えている、英国調査結果

ITニュース六時五分:ネットは正しいと信じる10代が増えている、英国調査結果

0605_20141112英国情報通信庁Ofcomは、5~15歳を対象としたメディアの使用に関する調査結果を発表しました。それによると、12~15歳の2割は、ネットで検索した結果は、真実を伝えていると思っているそうです。

この調査で驚くのは、検索結果を真実として信じているだけでなく、検索結果に表示されるPPC広告も区別がついていない子どもが7割もいるということです。確かに、検索結果の一覧と並んで表示されているので、気が付きにくいかもしれませんが、そこに書かれたことが真実だと思ってしまうのは、とても危険ですよね。

今の小学生や中学生は、学校の宿題でもインターネットを使うようになり、検索結果をまとめた、あるいは、丸写しして宿題を提出してしまう子も少なくありません。先生が問い詰めると、「ネットですぐに調べられることを、なぜ本などで調べる必要があるのですか?」と質問されるそうです(って、これ、子どもに質問されたら、答えられますか? そもそも、大人が、ネットで調べることに慣れてしまって、辞書を引くことすらしなくなってますよね?)。

このコラムを書いているITジャーナリストの高橋暁子さんは、ネットの検索結果に出てきたことを鵜呑みにするのは危険で、それを子供たちに教えるようなことを描いていますが、そもそも、書籍だって、新聞やテレビであっても、真実を伝えているかどうか怪しいのです。そもそも、最近のテレビや新聞を見ても、ネットから引っ張ってきた内容を報道していたり、ネットで起きたことを紹介しているものが多くなっています。一般視聴者からの情報も爆発的に増えました。そんな中で、どうやって正しいというのを知るのかは、ものすごく大変になってきています。

一次情報に接することの重要性を教えることも大事ですが、その一次情報が視聴者からの情報となると、それすら怪しいのであり、そこを理解していく、自分で考えて判断することを知っておくことが大事。が、一方で、いちいち調べていた、膨大な時間がかかり、とてもやってられないことになります。つまり、一次情報に当たるべきことなのか、そんなことを気にする必要がないのかを判断する力、選別する力が求められています。これは、今の大人でさえ身に着けていないことであり、大げさではないですが、人類がどのように進化していくのかを左右する要因の一つでもあるのですよね。

本日のニュース

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「インターネットはすべて正しい」–危険な10代の情報リテラシー

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