ITニュース六時五分:イタリア技術研究所らのグループ、人間の道具を使うロボットを開発

ITニュース六時五分:イタリア技術研究所らのグループ、人間の道具を使うロボットを開発

0605_20141112イタリア技術研究所(IIT)とピサ大学の研究者のチームは、人間の環境の中で作業できる人型ロボット「Walk-Man」を開発しました。将来は、人間が入っていくには危険な災害救助現場において活躍するロボットにするそうです。

人間が使う道具や乗り物などを、そのままロボットが利用できるというのはものすごく重要なこと。それは、今ある環境のままで、自動化が可能になるからです。

例えば、ドアを開けるという人間にとっては簡単な操作も、ロボットにとっては、ものすご、く難しいのです。実際に、ドアの前で身体を動かしながらやってみれば分かりますが、腕を動かすだけでなく、身体の向きを変え、ドアの動きに合わせながら重心を移動させています。

福島の原発事故で、廃炉にするためにロボットが作業するにも、バルブを回すといった操作をロボットにさせることすら、ままなりません。こういう動作は、単純に見えて、その動きに合わせて微妙に補正しながら腕を動かしているのです。これをロボットにやらせるには、フィードバックを得ながら、補正しつつアームをコントロールする必要があるのです。

今回のWalk-Manのデモンストレーションでは、ドアを開け、ハンドルを回し、車も運転します。遠隔操作でロボットを動かしています。このようなロボットが、人工知能とつながり、人間の動きを学習して、マネをするようになっていくと、熟練工にしかできなかったことを、いとも簡単にやってのけるようになるかもしれません。そうすると、あっというまに量産することができるようになります。

しかし、そうやって出来たものは、誰が作ったものなのでしょうか? 元の職人? 人工知能(ロボット)? そのうち、彫刻や絵画もロボットがやるようになり、アート作品を『手作業』で量産するとなると、人間のクリエイティブな活動すら、ロボットにとってかわるようになるかもしれません・・・。

本日のニュース

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1512/28/news049.html

人間の道具を使いこなす人型ロボット「Walk-Man」 目標は災害救助




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