オムロンは、カメラの映像を人工知能で分析し、ドライバーが安全運転できているかリアルタイムで判定する車載センサーを開発しました。「ドライバー運転集中度センシング技術」と呼ばれるもので、自動運転と手動運転の安全な切り替えなどを行えるそうです。
判定するのは、居眠り運転やよそ見運転、スマホの操作などだそうです。確かに、このところの交通事故は、運転手が安全委運転できない状態になっていることから起きているものが多く、それを自動的に判断して、さらに、何秒ぐらいで通常運転にもどるのかも予測します。
そして、その間を自動運転で制御するといったことを行います。
さらに、これらのプログラムを独立した機器、つまり、インターネットなどを使わずにできるようにしたところは、すごいと思います。独立したシステムなので、今ある車にも搭載可能になります。
確かに、こういうのって、すごく便利です。ちょっとよそ見したり、気になることがあって、スマホのLINEを確認したり・・・。
しかし、それを察知(?)して、コンピュータが自動運転して危険を回避してるとなると、だんだん、運転が下手な人が増えていくのではないでしょうか?
最近、駐車場を見ていても、カメラ搭載している車が多いので、後ろを見ずにモニタばかり見てハンドルを切ってる人が増えています。
それは分かっているけど、なんか、気持ち悪いですよね。アイコンタクトも取れないので、こっちが横切っていいのかどうか、判断に迷います。
まあ、こういう自動運転になるまえに、マニュアル車からオートマ車になったときに、明らかに運転技術は低くなったように感じますよね。トラックの運転手なんかは、ハンドルは重たいし、ギヤを入れ替えなきゃいけないしで、口にくわえたタバコの灰が落ちそうになってるのを、よく見かけましたw
しかし、今では、パワステになり、オートマになり、カーナビもついているので、道路標識を見落としても、道に迷うこともない。なので、余裕で片手で運転できるようになりました。
まあ、だから、スマホをいじる人が後を絶たないのですけどね。
こういう操縦が楽になることは、本当にいいことなのかどうか。人間がミスりそうなことを先回りして、人工知能がカバーしてくれるようになると、もっと、よそ見運転やスマホ操作が増えるんじゃないかなぁ・・・w
こういう移行期ってのが、かなり厄介ですよね。
本日のニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1606/08/news120.html
「居眠り」や「パニック」も……ドライバーの状態をAIで判定 オムロンが車載センサー開発
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関西弁配信が ヨカですね。
毎朝 散歩しながら拝聴しております。
ありがとうございます!
笑顔で散歩できるお手伝いができるように、頑張ります!w