ITニュース六時五分:「16歳以下はスマホ禁止すべき」元英国アドバイザーが注意喚起

0605_201411125月24日付のBBC放送電子版などでは、英国の戦略アドバイザーを務めたスティーブ・ヒルトン氏が「16歳以下の子供たちに対し、スマホやタブレット端末の使用を禁止すべきだ」と発言し、物議を醸しています。

ヒルトン氏によると、イギリスの子供たちはだいたい5歳前には、スマホに接するようになり、12歳で初めて自分のスマホを持つようになるそうです。しかし、当然ながら、子供たちがポルノ系サイトを閲覧してしまう危険性があり、知識も経験もない中で、そういうサイトの情報を「一般的なこと」として認識してしまう危険性を指摘しています。特に、「親御さんたちが子供の閲覧しているサイトをチェックしたり制限したりできない」ことは大きな問題だと述べています。

また、多くの子どもを診てきた心理療法士ジュリー・リン・エバンスによると、「(イギリスでは)1990年代は年間、自殺未遂は1、2件だったが、いまでは月に4件くらいはある」とし、実際に、ここ10年で自傷行為に走る子供が70%増加、精神科病棟に入院する子供がこの4年で2倍に増えている調査結果を紹介しています。「単純な見方かもしれないが、ブロードバンドやスマホの普及が鬱病や自傷行為、拒食症といった若者の精神疾患を増やしたり、その病状の質を悪化させたりしていると思う」とも指摘しています。

このニュースは、イギリスでの話ですが、日本でも同じような状況になっています。ただ、日本の場合、この手の話は、親の教育とか、学校教育の話として論じられることが多いようです。その結果、しっかりした調査ができていないのではないかなって感じています。ある意味、日本の方がIT先進国・モバイル先進国になっているだけに、危ないのかもしれません。

本日のニュース

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1606/16/news055.html

スマホで子どもの精神疾患・自傷が増える? 欧米で議論沸騰

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