ITニュース六時五分:Twitterのシェアされても59%はクリックされていない。コロンビア大とINRIAの研究

ITニュース六時五分:Twitterのシェアされても59%はクリックされていない。コロンビア大とINRIAの研究

0605_20141112米コロンビア大学と仏国立情報学自動制御研究所(INRIA)は、TwitterでのリツィートされるURLについて調べ、59%がクリックされていないという研究結果を発表しました。

CNN、The New York Times、The Huffington Post、BBC、Fox Newsの5つのメディア記事が、どのように拡散していくかを調べ、そのURLがどれぐらいクリックされているのかも調査しました。

その結果、シェアされた59%はクリックされず、多くの人が内容を確認しないでリツィートしていることが分かりました。

この結果から、現代人は、情報を得ることで情報を消費するのではなく、シェアすることで情報を消費しているとしています。つまり、内容を深く読んで理解するよりも、100文字程度のポイントだけをつかんで理解したつもりになり、それによって自分の意見形成をしようとするのです。

これ、災害時などのデマが広がるのと、まさに同じです。内容を吟味せず、とにかく、100文字ほどのポイントだけで判断して拡散してしまう。情報過多になってるからこそ、薄っぺらい情報処理を繰り返すようになってきています。

また、面白いことに(?)、先日、NHKの番組でもやっていましたが、東大の鳥海准教授によると、Twitter上には多様な意見があるにも関わらず、自分と同じ意見、同じ価値観のアカウントとしか繋がることがなく、反対意見とは接することがほとんどないということが調査結果で分かっています。

情報が膨大になり、処理できないことによって、うわべだけで判断していく、じっくりと考えるとか、思い悩むといったことが、どんどん少なくなる社会になってきてることではないのでしょうか。その結果、感情だけで判断してしまう危険なことになりつつあるように思います。

========
本日のニュース

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1606/20/news068.html

TwitterでシェアされるURLの59%はクリックされない──コロンビア大学とINRIAによる研究
=========

iTune Podcast 週刊ITトレンドXは、毎週水曜日配信!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/zu-li-ming-suino-zhou-jianittorendox/id646610212

  • このエントリーをはてなブックマークに追加