ITニュース六時五分:NSTACのマーク・マクローリン氏、日本のサイバー攻撃対策に警告

ITニュース六時五分:NSTACのマーク・マクローリン氏、日本のサイバー攻撃対策に警告

0605_20141112米国家安全保障通信諮問委員会(NSTAC)委員長を務めるパロアルトネットワークス社の会長、マーク・マクローリン氏が、日本のサイバー攻撃に対する対策の問題点を指摘しています。古い従来型のシステムでは、サイバー攻撃を止めることはできず、その場しのぎの対策ではシステムが複雑化し、逆に攻撃されやすくなると警告しています。

確かにコンピュータ・システムは、ベースの部分は古いものをそのまま利用して、つぎはぎの対策をしていることが多いです。例えば、銀行の統合も、複数のシステムをそのまま使える状態で整合性をとれるようにつぎはぎしています。一見、うまくいくように見えるのですが、想定していない使い方が出てきた瞬間に、あっちこっちにほころびが露呈します。

実際、私も、三井銀行と住友銀行の統合で、解約できない口座があります(笑)。すべてを新たなシステムに置き換えていくのであれば、そんなことは起きないのでしょうけれど、開発期間や予算の問題から、複数のシステムを統合して、データをお互いにやりとりできるようにします。

しかし、これは、システム全体を複雑にしてしまっていて、どこかで矛盾が出てくることがあるのです。そういうところを狙ってサイバー攻撃を仕掛けられることになるのです。

マイナンバー制度にしても、ベースは住民基本台帳のシステムを以降するような形になっていて、住民基本台帳にミスがあれば、マイナンバーもおかしくなってしまうのです。

日進月歩のコンピュータだからこそ、システムを一新するということを考えなければ、ますますサイバー攻撃を受けやすくなってしまいます。なんとも厄介ですよね・・・
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本日のニュース

http://www.sankeibiz.jp/business/news/160808/bsj1608081847005-n1.htm

「日本はサイバー攻撃の主要な標的」 マーク・マクローリン・パロアルトネットワークス会長
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