ITニュース六時五分:考えるコンピュータを作るコンピュータ?? 三菱電機がディープラーニングの自動アルゴリズム開発

ITニュース六時五分:考えるコンピュータを作るコンピュータ?? 三菱電機がディープラーニングの自動アルゴリズム開発

0605_20141112三菱電機は、人工知能の技術である「ディープラーニング」を自動設計する「ディープラーニング自動設計アルゴリズム」を開発したと発表しました。専門知識がなくても、ディープラーニングを活用した人工知能を短時間・低コストで開発することができるそうです。

いやはや、もうなんだかわかりません(笑)。ディープラーニングは、このところ人工知能で注目されている技術の一つ。大量のデータからルールを自動的に導き出して、人間がいちいち教えなくても自ら学習していく技術です。Googleが大量のネット上にアップされた写真を見せて、猫とはどういうものかを学習したというので話題になりました。

それまでは、猫は、どんな耳をしていて、どんな形で、いろはどうなのか、ひげがどうだとか、姿勢はどうなのかといったことをプログラミングしなければなりませんでした。それは、ものすごく大変な作業で、似ているものと何が違うのかを明確にしていくというプログラムよりも、仕様を決める作業に膨大な時間がかかります。

しかし、ディープラーニングでは、コンピュータが自動的に学習していくので、ものすごく楽になったのですが、とはいっても、誰でも使えるのか?というとそういうわけではありません。どういう課題を学習させるのかについては、プログラミングする必要があります。

小さい子供に「勉強しろ!」って言っても、何をすることが勉強することなのかがわからなければ、勉強しようがありません。問題を解くことが勉強なのか、覚えることが勉強なのか、はたまた、授業に出ることが勉強することなのか・・・。なかなか難しいですよね?(笑)

同じように、コンピュータに大量の学習データを与えても、どこに注目して比較すればいいのかは教えないといけません。先の猫の写真を区別できるようになったのも、画像のサイズや画像フォーマットを分類することを学習しても「猫」を学習することはできません。

そこで、三菱電機は、その最初の課題をコンピュータに与えるところを自動設計するようにしたのです。そうすれば、ディープラーニングの設計などできなくても、「何をしたいのか?」をコンピュータに教えることがたやすくなります。

いやはや、ますます、コンピュータは賢くなっていくのかも。会社経営や自治体運営、場合によっては、国家運営は人工知能に任せるという時代に一歩近づいてきたのかもね。
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本日のニュース

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1610/07/news092.html

世界初「ディープラーニングの自動設計アルゴリズム」開発 三菱電機
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