ITニュース六時五分:人工知能の2つのアプローチ、飛行機のIBM、鳥のGoogle

ITニュース六時五分:人工知能の2つのアプローチ、飛行機のIBM、鳥のGoogle

0605_20141112人工知能が急速に進化しています。何度も伝えてきていますが、いろいろな分野に応用されていて、今年は、さまざまな分野に人工知能が就職し、来年は現場に登場するでしょう。

その人工知能では、IBMとGoogleが、驚くほど最先端をいっているのですが、それぞれにアプローチのしかたに特徴があります。

IBMの開発しているワトソンは、大量のデータの中からルールを見出し、統計的手法から解を見つけようとするもので、空を飛ぶのに、鳥を発明するのではなく、飛行機を作ると言われるように、文章を処理するのに、必ずしも人間の脳をまねているわけではありません。

一方のGoogleは、ニューラル・ネットワークという人間の脳の神経回路を模したコンピュータを開発し、人間の脳のように動作することで、主に画像認識を行うことが得意です。言葉にならないような、モノの形を認識するもので、有名なのは、YouTubeなどの画像を見せることで、『ネコ』の概念を誰も教えていないのに理解できるようになったというのがあります。今では、写真を見せると、何が写っているかを答えるだけでなく、『人々が屋外の市場で買い物をしている』といった状況をも文章にすることができるようになっています。さらに、ここから進化して、翻訳も行えるように。

Googleは、人間の脳を模して人工知能を創ろうとしていて、まさに『鳥』を創ろうとしています。

飛行機のIBM、鳥のGoogle、どちらも面白いアプローチで、直近では、さまざまな分野に応用できるのがIBMのワトソンで、数値化するのが難しいようなものも扱えるのがGoogleになっていきます。どちらも、面白いアプローチで、ワトソンが進化していけば、人間はそこに知性や意思のようなものを感じるようになるでしょうし、Googleは、自我のようなものが実現していくかもしれません。

なかなか面白い世の中になってきています!!

P.S.

先月に続き、13日の金曜日にネット配信します!!

3/13(金)夜9時

「本当は怖いインターネット 人工知能編」

http://www.zxcvbnm.jp/ai2045/

本日のニュースネタ

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/090100053/022400044/

コトバを自在に操るAI実現へ、IBMとグーグルの頂上決戦


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