2015/1/6 六時五分:マンガが本格的にデジタル化。本屋、印刷屋、問屋は?

2015/1/6 六時五分:マンガが本格的にデジタル化。本屋、印刷屋、問屋は?

0605_20141112講談社がマンガ雑誌を6月までにすべてデジタル化することを決定。まずは、ヤングマガジン、月間少年マガジン、週刊少年マガジンの3誌からスタートします。

先日もスマホが普及して、新聞や雑誌に接することが減っているというのをお伝えしましたが、デジタル化への動きは戻ることはないでしょうね。

特に、高校生や大学生、20代の人たちは、マンガ雑誌を買うよりスマホで読むようになるのが当たり前。そうなってくると、出版社としても印刷代や運送費用のかかる紙媒体よりもデジタル化した方がはるかにいい。

さらに、デジタル化すると、ページ毎のアクセス数も分かってくるので、人気のあるなしも明確に分かります。マーケティング手法としても、今までになかったデータを収集し、売れるマンガを出すことができます。

講談社が、このような動きをすると、小学館など他の出版社も続いてくるでしょう。そうなると、ますますデジタル化がすすむことに。

一方、書店や印刷会社、本を取り扱う問屋は大変なことに。当然ながら、紙媒体の雑誌や週刊誌が売れなくなっていくのですから、商売がきびしくなります。すでに、印刷会社は、紙媒体への印刷だけでなく、ICタグの印刷や電子基板の印刷なども手掛けるようにデジタル化への対応をすすめています。

しかし、書店や問屋は、どのようなシフトをしていくのか? 今すぐに対策を考え、動いていかないと、あっというまに売り上げが激減してしまうでしょうね・・・。

そして、紙媒体のマンガ雑誌がなくなっていくと、学校や会社でのコミュニケーションツールが減るってことにも気づいていますか?

そう、マンガ雑誌は、学校の友達や会社の同僚と貸し借りするといったことをやってるかと思いますが、こういうことがなくなります。また、近所のコンビニや駅売店で、一番早く売り出すところを探して、誰よりも先に読むといった楽しみのなくなっていきます。

こういう『失われること』って、案外、気が付いていないのですよね・・・。

本日のニュースネタ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/05/news049.html

講談社、全漫画雑誌を紙と同時に電子化へ 「ヤングマガジン」など3誌からスタート

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