ITニュース六時五分:Googleの新機能「Now on tap」は、ダメ人間を増やしていくのかも?w

0605_20141112Googleは、現地時間5/28のGoogle I/O開発者会議で、新機能「Now on tap」を発表しました。これは、「Google Now」の発展した機能で、その時の状況に応じて知りたいと思われる情報を先回りして表示します。たとえば、チャットの内容を見ていて、昼食の話をしていたら、レストラン情報を表示するといったことができるようになります。

このNow on tapは、今までの質問されたことに答えるということから一歩先にすすめて、そのときの状況に合わせて、知りたいと思うだろう情報を表示してくれます。

チャットで、

「昼ごはん、どこに行く?」

「中華料理とかどう?」

「あー、いいかも」

って会話をGoogleが『聞いて』いて、ホームボタンを押すと、近所の中華料理のリストを表示してくれるように。今までなら、「ちょっと調べるから・・・」って、検索して調べていたのですが、今や、検索することすら必要なくなります。いやはや、こうなってくると、ダメ人間が増殖しますよねぇ(笑)。

今までなら、自分で判断するってことがあったのですが、それがどんどん少なくなって、コンピュータがどんどん情報を出してくれる。でもって、それを評価するような情報まで出てくるようになり、口コミとかも整理して、評価した数値で出てくるように。

まあ、そもそも、脳ってのは、不思議な臓器で、考えることがメインでありながら、エネルギーを消費しすぎるのでサボろうとします。判断するって結構疲れますからね。でも、サボりすぎると脳が存在する意味がなくなっていくので、常に考え続けます(笑)。いうなれば、サボるために常に考え続けるという意味不明なことをやっているのですよね。

なので、考えなくなるように、判断しなくていいように、Now on tapのような機能が出てきて、どんどん使うよになるのですが、余った考える力は、どこに使われるのか?? ますます、無駄にゲームをやったり、動画を見たり・・・。消費する方が楽になるので、脳の考える力を浪費するコンテンツをどんどん消費していきます。

まあ、でも、ダメ人間だからこそ、楽しい世界になっていきますし、他人と関わるよりも、コンピュータを間に入れて話をした方が楽で、横で常に会話を聞いていて、必要な情報をどんどん提供してくれるようになると、会話も楽になる。

そうやって、コンピュータを使っているように見えて、コンピュータの提供する情報でしか生活できない(ようは、コンピュータの作り出す世界の中でしか生きることができない)ようなダメ人間が増えていきます。ただ、それはそれで、楽しい世界であり、否定はしません。

ただ、ごく一部の人たちが、自分で考えることを選び、コンピュータの作り出す世界のクリエイター、コンピュータに指示をして世界を作る仕事に就く人たちがいるのです。支配する側と支配される側になるわけですが、明らかに、支配される側の方が、楽な世界、安心な世界なので、ほぼすべての人はそこに行くでしょう。しんどいけど、面白い世界を創る仕事は、大変なので、ほんの一握りの人達しかやりません。特権階級ともいえますが、特権階級であればあるほど、大きな責任もついて回るのですよね。

はてさて、あなたはどちらに行きたいですか?w

本日のニュースネタ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1505/29/news080.html

Google Nowの気が利き過ぎる新機能「Now on tap」 機械学習でニーズを先取り


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