ITニュース六時五分:Google、リーバイスとスマートジーンズ開発。衣服もデバイスになる時代。

0605_20141112Googleは、リーバイスとスマートジーンズを開発することで提携したと発表しました。ジーンズを触ることで、音量を調整したり、次の曲の再生をするといったことができるようになるとのことです。

身に着けるものが、コンピュータのデバイスになっていく時代で、メガネや腕時計などがコンピュータデバイスになり、さらに衣服までもがコンピュータになっていきます。今のスマホは便利だけど、ただ、操作するためだけに取り出すのは煩わしくなってきています。スマホは、液晶パネルとタッチパネルを搭載していることで、インプットとアウトプットが同じ場所で行われています。だからこそ操作に『慣れ』が必要になります。

話は少し脇道にそれますが、今では当たり前になっているタッチパネルの駅の券売機ですが、かつては、ボタンが並んでいて、それを押していました(今でも、地下鉄などで使われているとこもあります)。しかし、それが、ある時からタッチパネルになりました。タッチパネルにすることで、私鉄との乗り入れなどで料金をいろいろ変化しなければならない、値上げしたときの表示を変更するといったことが、一瞬でできるので、運用側にとっては、とても便利になりました。しかし、当時、タッチパネルの操作に戸惑う人たちが多く出てきたのを覚えています。他の電車との乗り入れが増えてきて、ボタンがたくさん並んでいたときは、見た目で違いが分かりやすかったのですが、タッチパネルになると表示が切り替わっていることに氣が付かず、求める金額が表示されていないので、慌てる人たちが出てきました。さらに、冬場は、手袋をしている人たちが、何度もバンバンとタッチパネルを叩いていました。銀行のATMもボタンがついていた時代がありますw。そういう紆余曲折(?)があってのタッチパネルなのです。

スマートフォンは、画面がインターフェイスになっているので、便利ではあるのですが、画面を見ないとインプットできないのが煩わしいインターフェイスです。多くの機器(特に機械式!)は、慣れてくると見なくても操作できるようになります。車がもっとも分かりやすいでしょう。最初は、アクセスやブレーキ、ワイパーの調整やライトのオン・オフなど、移置を覚えていないので目で確認したり、頭の中で考えながら操作します。慣れてくると、何も見ていない、意識していないで、車を操作できるようになります。

が・・・。スマホはそうなりません。ずーっとスマホを触っている人であっても、画面を見ずに音楽を再生することはできません。友達に電話することもできません。画面をみないとタップする位置が分からないのですよね。ガラケーとかプッシュボタン式電話(あー、わざわざプッシュボタン式電話って書くところが、ダイヤル式を意識してしまうオジサンですねw)では、ボタンの位置を体で覚えているので、よく掛けるところの番号は記憶していたものです。しかし、アドレス帳ができて、スマホのタッチパネルになり、覚えることなんてできなくなりました。

そうやって、見ないとインプットインプットできない状態になってきていたのですが、このGoogleのスマートジーンズは、インプットとアウトプットを切り離すことができるようになります。ジーンズを触ることで、曲を送ったり、音量を変えたりできるようになります。これだと、最初は触る位置を確認する必要がありますが、慣れてくると見ないで操作することができるようになります。いちいちスマホを取り出さなくても操作できることの便利さを知るようになるでしょう。

おそらく、ここから、Googleグラスの逆襲へと突入するのではないかと思います。なぜって、スマホを取り出すのが面倒になれば、取り出さないでLINEなどの画面表示を見たくなるでしょうから。腕時計型のウェアラブルもありますが、ガラケーの画面に我慢できたなったように、腕時計につけるレベルの大きさには、すぐに我慢できなくなるでしょう。そして、Googleグラスの場合には、見ている内容を周囲の人に知られないというメリットにも気が付きます。となると、スマートジーンズ+Googleグラスという組み合わせが広がってくるのでは・・・・。

もっとも、混雑してる電車でジーンズに触られると、音量が急にでかくなったり、同じ曲がリピートしてしまうという欠点はありますけどねw

本日のニュースネタ

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO87502790Q5A530C1I00000/

米グーグル、「スマートジーンズ」開発 リーバイスと

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