ITニュース六時五分:ITの活用・システム開発は遅れている日本。マネジメントを変えないとね。

ITニュース六時五分:ITの活用・システム開発は遅れている日本。マネジメントを変えないとね。

0605_20141112日経コンピュータの木村 岳史氏によると、日本のIT業界は、人月商売から抜け出せない状態で、このままでは、中国やインドにも追い抜かれると指摘しています。

IT業界は、いつのまにか3Kとか呼ばれるようになり、最先端の技術を使いながらも、その業界の中は、人月商売、つまり人件費での見積もりから脱却できていません。欧米では、利益率4~5割になってきているにも関わらず、日本のソフトウェア開発は、未だに値切り合戦になってしまい、数パーセントの利益率といったところも。

これでは、人件費の安いところには勝てないですし、技術革新が速いIT分野だからこそ、途上国もあっという間に最先端技術を取り入れることが可能です(つまり、技術の蓄積があまり意味がない)。事実、通信インフラなんて、後から追い上げてきた方が、新しいインフラを取り入れて、携帯電話や無線LANが充実しています。日本は、未だにメタルの電話回線を保守運営するところで莫大なコストを毎年支払い続けています。

では、何が大事なのか? ITは、生産性を上げるためのツールであり、効率化を目指すもの。そこでは、オリジナリティは邪魔になるのです。特に基幹業務、経営に関わるところは、マネージメントをいかに効率よくするかが課題なのですが、なぜか、日本の経営者は、基幹業務にまでオリジナリティを求めます。基幹業務である在庫管理や人事管理、給与管理なんてものは、本来、どこでも同じはず。ところが、なぜかオリジナリティを入れ込んでくるので、そこが非効率になり、その非効率な部分を基幹業務のパッケージにむりやりカスタマズ、あるいは、ゼロから開発してしまうので、とんでもない非効率な業務アプリが出来上がります。そうなると、ソフト開発も技術うんぬんではなく、単純に何人月という人件費商売になってしまいます。

こんなことをやっていれば、欧米のように利益率4割から5割なんて、夢のまた夢になってしまいます。それどころか、人件費勝負のIT業界となり、必然的に中国やインドに負けていきます。はてさて、日本は、脱却できるのでしょうか??

本日のニュースネタ

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/463805/061100040/

中国にも抜かれるIT後進国ニッポン、人月商売が引きずり込む奈落


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