ITニュース六時五分:ドローンの有効活用事例。医療、防災、農業。だからこそルールが重要

ITニュース六時五分:ドローンの有効活用事例。医療、防災、農業。だからこそルールが重要

0605_20141112ドローンは、事故や事件になってネガティブなイメージもありますが、有効活用されている面も多くあります。AEDをいち早く届けるドローン、防災で活躍するドローン、農業を手助けするドローンなどさまざまな有効利用もでてきています。だからこそ、ルールつくりが大切な状況に。

AEDは、心肺停止時にいち早く患者さんのところへ運ばなければなりません。公共機関などには配備されていますが、いつどこで心肺停止に陥るかは分かりません。救急に連絡があってから、救急車で搬送するのですが都心部であれば渋滞などで思うように進めないことも。そこで、ドローンでAEDを現場に送るということが考えられています。ただ、これも飛ばせばいいというものではなく、万が一落下することも想定しなければなりません。その時はパラシュートで、落下速度を下げて落ちるようにすることを検討しています。

防災では、火山の観測や土石流の起きた地域の撮影など、人が入れない場所の観測に活用されています。特に火山などは、ヘリコプターでさえ危険で上空から撮影することはできません。ドローンであれば、火口近くまで近づき、撮影だけでなく、ガスの成分や温度を測定することも可能。土石流の危険がある地域も、低空飛行をして、地面の様子をしっかり撮影することもできます。

さらに農業では、農地の監視や観測に利用することに。たとえば、果樹園では、鳥やヒョウなどの被害に遭わないようにネットなどで覆っているのですが、これに穴が開いていないか見回るのが大変な作業。歩いて回って、脚立を立てては、木の上まで見て回る必要があります。これだけで、半日から1日がつぶれてしまいます。ところが、ドローンを活用すると、上空から撮影して、その動画を目視するだけで、ネットが破れているかどうかすぐに分かります。ドローンの飛行30分、動画チェックで30分と、劇的に効率が上がったそうです。農地や牧場などは、上空から見ると一目瞭然なのですが、今までは、なかなかお手軽な方法がありませんでした。ドローンが出てきたことで、手軽に観察することができるようになり、稲の生育や牧草の状況なども手に取るように分かります。

一般住宅でも屋根の状況や外壁の状況なども簡単にチェックできるようになり、さまざまな応用が期待されています。

だからこそ、ルールをしっかり作っていかないと、犯罪や事故にばかりフォーカスされていくと、全面禁止とか、許可がないと使えないといった面倒なことになっていってしまいます。

本日のニュースネタ

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/070200164/070200002/

それでも私たちはドローンを使う、3つの先端現場

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