2015/1/15 六時五分:米国で科学者や起業家がAI利用に関する公開書簡に署名

2015/1/15 六時五分:米国で科学者や起業家がAI利用に関する公開書簡に署名

0605_20141112海外では、人工知能に対する警告を、著名人がはじめています。アメリカでの動きの一つがこれ。

車椅子の科学者スティーブン・ホーキング博士や、テラ・モータース創業者イーロン・マスク氏などが署名した米Future of Life Institute(FLI)の公開書簡

なんとなくニュースでは、人工知能を利用することに反対しているような表現で書かれていますが、決してそうではなく、しっかり真剣に考えていきましょうねってスタンスなんです。

人工知能は、今までの『道具』と大きく違うところは、道具自身が発展するように作られているということ。自律性のある道具になっているところ。

例えば、電子レンジを何年使っていても、勝手に温めてくれるなんてことはありません。しかし、人工知能を搭載した電子レンジになってくると、使っている人の個性(熱めのものが好き、夏は少し調理時間が短いなど)を記憶し、修正していきます。そのうち、時間設定などせずとも、食材を入れるだけで勝手に好みの温度に温めてくれます。

こういうことが人工知能でできるようになってくるのです。

ただ、電子レンジではなく、空港の管制システムや原子力発電所の運転を人工知能に任せるとどうなっていくのか?

確かに、人間にはできないような疲れ知らずの『最適』な無駄のない運営ができるようになるでしょう。しかし、一方で、人間のワガママ(?)で、飛行機の便数を増やしたり、電力消費が莫大に増えたりするとどうなっていくでしょうか?

人工知能の『最適解』は人間の移動を減らすこと、人間の消費を抑えることが優先されると結論づけるかもしれません。場合によっては、人類の人口調整を行うようになっていくかもしれません。

しかも、人間は、そこまでのシステムになっていくと、人間の脳で理解できる範囲を超えてしまって、何が起きているのかは理解できません。

個人的には、人工知能が広がっていくことをそんな悲観的には見ていません。ものすごく楽しい未来だと思っています。

価値観の違いではあるのですが、動物園にいる動物を、かわいそうと思うか、いいなぁって思いうのか? そんな違いだと思っています。

アフリカのサバンナに生きるシマウマは、毎日、猛獣の危険にビクビクしながら、とにかく食べられる草を捜して毎日歩き回る必要があります。寝る時だって、気を抜くことはできません。

しかし、動物園のシマウマは、毎日、食べ物はもらえるし、猛獣に襲われることなどありません。寝る時だって、おなかを丸出しにして仰向けになって熟睡しても、何の問題もありません。柵の向こうには、毎日、ライオンが見えていても問題ないのです(笑)。

人工知能に、人類社会という巨大な『動物園』の運営を任せて、その檻の中で人類は生活する。それって、意外と、快適なんじゃないの?って思うのですけどねw

本日のニュースネタ

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/idg/14/481542/011400064/

AIの研究開発に思慮分別を呼びかける公開書簡、Stephen Hawking氏らが署名

  • このエントリーをはてなブックマークに追加