ITニュース六時五分:阪大石黒先生のテレノイド、高齢者サポート事業へ。精神的なサポートができるように

ITニュース六時五分:阪大石黒先生のテレノイド、高齢者サポート事業へ。精神的なサポートができるように

0605_20141112株式会社テレノイド計画は、大阪大学の石黒先生が開発したテレノイドを利用し、高齢者向けの対話サービスを半年後に開始すると発表しました。

阪大の石黒先生は、アンドロイドやロボットの研究第一人者。世界的にも有名な人で、最近は、マツコ・デラックスのアンドロイド、『マツコロイド』を作り、テレビ番組でも使われてます。

今回、サービス事業に利用されるテレノイドは、膝に抱えることのできる大きさ。顔は、男性とも女性ともつかない、のっぺりとした顔。手は、短く、足はほとんどありません。一見すると、ちょっと気持ち悪いと思うようなデザインになります。テレノイドには、マイクとスピーカーが仕込まれていて、遠隔操作する人のしゃべるのに合わせて口が動いたり、首をかしげることができます。腕も、少しだけ動きます。この一見、気持ち悪いデザインは、男性でも女性でもなく、子どもでも大人でもないデザインになっています。テレノイドを通して会話をすると、脳の中にある、イメージをテレノイドに投影することになり、脳の中では、理想の(?)人物として作り上げられて、より親しみや懐かしさを感じるように。実に不思議なのですが、脳の中で、いろいろなことが起きるようになります。

その結果、軽度の認知症が改善されたり、塞ぎ気味だった人が、明るく話をするようになるといった効果が実験結果として得られています。

これを高齢者サービスとして提供し、遠隔オペレーターと話をすることで、精神的なサポートをしようというものです。ソフトバンクのPepperもそうですが、従来のロボットとは違い、労働を肩代わりするのではなく、精神的なサポートをするということで、新たなロボットのポジションを確立していくことになるでしょう。

いずれ、人間の周りにはロボットの方が多く、生身の人間(?)と会話をすることが家族であっても少なくなるのではないでしょうか。ケータイやLINEで会話することが多くなっているように・・・。

本日のニュースネタ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1507/13/news109.html

異色のロボット「テレノイド」が「人類の新しい友人」に 高齢者との対話サービス事業化へ

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