ITニュース六時五分:シェンムー3、7億8500万円をクラウドファウンディングで調達。キャピタルはこれからどうする?

0605_20141112キックスターターで行われていたゲーム「シェンムー3」の開発資金の募集が締め切られ、最終的に8億円近い金額が集まったことが分かりました。目標の200万ドル(約2億5千万円)の3倍以上の資金が集まったことになります。

キックスターターのようなクラウドファウンディングは、世界中で広まっていますが、クラウドファウンディングが受け入れられている理由はいくつか考えられます。

資金を集める側からすれば、担保や連帯保証人などが必要ない、少額を数多く集める手間はキックスターターなどのサービス事業者が代行してくれる、何をやりたいのか夢を語ることでお金が集められる、サービスや商品を開発する前にどれだけ人気があるか関心があるかマーケットリサーチができるといったメリットがあります。

資金を出す側からすれば、自分の欲しいサービスや商品を応援できる、自分たちの欲しい物が実現する、よりサービスや商品に愛着がわくといった、これまでにない満足感が得られます。

では、メリットばかりなのかというと、必ずしもそうではありません。まずは、間に入っているクラウドファウンディングを行っている事業主体の信頼性が問題になります。一旦はそこにお金が集まるわけですから、そのお金が確実に開発者に渡されるのか、あるいは、目標値に到達しない場合にどのように処理されるのかといったことが明確になっていないと、大きな問題になります。

また、資金を調達しても本当にプロジェクトをやろうとしているのか、最初からお金を集めることが目的で、すぐに失敗して解散といったことにならないか、どのようになるか分かりません。

しかし、実際に、シェンムーのような多くのファンが世界中にいるようなプロジェクトになると、8億近い金額が集まるのは、すごいことです。このような動きが広がっていけば、これまでの投資会社や、銀行の融資などは、仕事のやり方を変えざるをえないでしょう。特に、何かと担保を求めるような融資のやり方は、これからは縮小していくのではないでしょうか。

本日のニュースネタ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1507/18/news028.html

「シェンムー3」、最終的に約7億8500万円集まる ビデオゲーム過去最高額


  • このエントリーをはてなブックマークに追加