2015/1/17 六時五分:テスラのマスク氏、人工知能利用研究組織FLIに1000万ドル寄付

2015/1/17 六時五分:テスラのマスク氏、人工知能利用研究組織FLIに1000万ドル寄付

0605_20141112何かと話題になるテスラモーターズのイーロン・マスク氏が、人工知能の非営利研究組織Future of Life Institute(FLI)に1000万ドル(約11億6千万円)を寄付しました。

FLIには、車椅子の科学者ホーキング博士なども顧問として加わっていて、人工知能をどのように安全に利用すべきかといった研究を行います。

人工知能も一つの技術。ただ、他の技術とは大きく違う点があります。自律したツールであって、他のシステムに組み込まれて動き始めると、学習することで開発者が思ってもみなかったような動きをするようになる可能性があります。人工知能自体に善悪の区別ができないので、設定された課題を解決すべく考えるのですが、その結果がはたして人間にとっていいかどうかは、よくわからないのですよね。

また、その善悪の区別ができるようなプログラムを組み込むにしても、そもそも、人類は『善悪』を区別できるわけではありません。理屈では分かっていても、善悪の基準で日々生活しているのでもなく、感情によって生活しています。善悪の判断よりも、感情による衝動的な行動が起きる人間には、善悪というものをそもそも定義することができないのです。

これって、野球のルールを知らない人が、審判をやるようなもので、善悪のルールを定められない人類が、人工知能に『善悪』を学習させることなどできません。

どんどん哲学とか、禅問答のようになっていきますが、こんな状況の中でどのように人工知能を利用すべきかは、よーーく考えないといけないでしょうね。

本日のニュースネタ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/16/news117.html

人工知能の“ターミネーター化”を防ぐ研究にイーロン・マスク氏が1000万ドル寄付

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