ITニュース六時五分:2025年の建設作業員半減対策にロボット導入。10年後は2階建てばかりになる!?

ITニュース六時五分:2025年の建設作業員半減対策にロボット導入。10年後は2階建てばかりになる!?

0605_20141112少子高齢化で、働く人が減っているのは、どの業界でも同じですが、建設業界も作業員が高齢化し、その対策にロボットを導入することが急ピッチで進められています。

建設作業員は、力仕事が多く、作業員の高齢化が問題に。作業員が重い物を持ち上げる作業をアシストするロボットなどが使われ始めています。腰や足に装着して、動きに合わせてロボットスーツが、支援してくれます。

また、高所での点検作業などもドローンを利用して、人が高い場所で作業しなくとも、目視点検できるようなことをやっています。

建築業界や農業などでは、人が労働しなければならないことが、まだまだ多く、一見、単純作業のように見えて、毎回、目で見て、身体で感じて判断しなければならないことが多く、ロボットで自動化することがものすごく難しい作業が多いのです。建築現場でも、資材を運ぶには、それぞれの資材のバランスが違うので、持ち上げ方ひとつにしても、体感で判断しなければならないですし、運ぶ場合には、周囲の状況を認識しながら、ぶつからないように運ばなければなりません。建築物が作られていく中で作業するので、毎日、周囲の環境が変化するという中での作業は、今のロボットにはなかなか難しいのです。農業でも、雑草を抜くという作業は、農作物と雑草を区別するのは、人間にとっては簡単でも、ロボットでやるには、ものすごく難しい作業になります。

建築現場では、とび職などの、特殊技能が必要とされる作業も多く、それらも高齢化が進んでいて、2025年には多くの人が退職するために作業員が半減すると言われています。こういう人たちの作業をロボットが行うには、まだまだハードルが高く、目で見て、身体で感じて、予測して作業するので、そう簡単に自動化できるものではありません。

そう考えると、これからは、理論上、設計図上では、高層階の建物が作ることができたとしても、実際に作業する人がいないことになるかもしれません。かといって、海外の企業に依頼したとしても、日本の気候を知って作業しなければならず、たとえば、地震の対策や、台風、梅雨の時期といったことの対策が必要になるので、そう簡単ではありません。(余談ですが、日本の食が安全なのは、梅雨があって、食中毒を起こしやすい環境であり、ちょっと油断すると危険だからこそ、いろいろ工夫して安全になったともいえるのですよね。)

10年もすると、高層階のビルは、建てる作業員がいないだけでなく、メンテナンス要員すら確保できなくなるかもしれません。さらに言えば、社会全体が、高齢化していることで、警察や、消防士、救急隊員なども若い人が少なくなることで、これまでのような対応ができなくなっていくかもしれません。

となると、高層階ビルなど建てず、高くても3階建て、ほとんどは平屋か二階建ての家ばかりになっていくのではないでしょうか。ほんと、そうしないと、何かあった場合に、救助することすらできなくなるかもしれないですよ。

まあ、そういうことを考えていると、新国立競技場なんて、シンプルな作りにしておかないと、メンテナンスできない建物になっていくかも・・・・(^^;

本日のニュースネタ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1508/06/news058.html

2025年に建設作業者「半減」の恐怖 HAL、ドローン……現場でロボット導入急ピッチ


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