ITニュース六時五分:LINEやTwitterのスマホ・マーケティング。って、実は幻想かも??

ITニュース六時五分:LINEやTwitterのスマホ・マーケティング。って、実は幻想かも??

0605_201411127月に東京ビッグサイトで開かれた「販促ワールド2015」のセミナーでLINE上級執行役員の田端信太郎氏が講演しました。その中で、LINEは、相手に確実に届く上に、無視されにくいという利点があるとマーケティングでの優位性を強調しました。

こういうセミナーを聴くと、「やっぱ、LINE、やらないと出遅れるよなぁ」とか「うちもスタンプとか作ってプロモーションしないと!」なんて思うかもしれません。

しかし、今までも何度かお伝えしてきたように、これらの媒体も特性があって、それにフィットすれば、爆発的に広がるでしょうが、合わないところ(って、その方が多いけどねw)は、コストの割になにもうまくいかない可能性があります。

先のセミナーで、LINEの田端氏が紹介している事例で、ロッテのお菓子『コアラのマーチ』があります。コアラのマーチのLINEスタンプが広がって、友達から友達にコアラのマーチのスタンプが広がるってのは、ただ一方的に企業が送り付けるプロモーションと違い、知人からくるスタンプには必ず目に止まります。確かに、その通りで、そのときに、『あっ!コアラのマーチのスタンプ! かわいい!』って話題になるのは確実でしょう。だからといって、あなたの会社でも、スタンプを作って配布すれば、みんなが使ってくれるでしょうか? あなたのお店が、うどん屋さんだとして、うどんのスタンプを作ったら、LINEユーザがみんな使ってくれるでしょうか? そもそも、何万とあるスタンプの中から選んでくれるでしょうか? ちょっと難しいと思いませんか?

LINEなどの事例は、どちらかというと、10代や20代に受け入れられやすい商品、たとえば、お菓子や清涼飲料水、コンビニの商品などに限定されていて、自動車保険や介護サービス、不動産売買のスタンプを作っても、誰も使わないでしょうし、一瞬は話題になったとしても、購買に結びつくわけではありません。そもそも、コアラのマーチのスタンプだって、そのプロモーションで、売り上げにどれだけ貢献したのかは、よくわからないでしょう。

このようにインターネットを活用したプロモーションは、それぞれの媒体特性をしっかりと理解し、また、LINEだけで完結するものは少なく、それをどのようにビジネスの中に取り込めるのか全体の販売促進との関連を考えておかないと、万が一、話題になったとしても、売り上げにはつながらない結果に終わりますよ! くれぐれも、幻想に惑わされないように!(笑)

本日のニュースネタ

http://www.sankeibiz.jp/business/news/150822/bsj1508221656001-n1.htm

スマホ時代のマーケティング方法とは? LINE、Twitterの優位性


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