ITニュース六時五分:ニールセン、ECサイト利用調査で、アマゾンや楽天ではスマホ利用時間が多く、ジャパネットやニッセンではPC利用が多い結果に

0605_20141112ニールセン株式会社は、PCとスマートフォンからのECサイト利用に関する最新動向を発表しました。その調査によると、ECサイト全体ではPCとスマートフォンの利用時間はほぼ等しいのですが、大手ECサイトやファッションサイトではスマートフォンからの利用時間がPCを上回る結果になっています。

ニールセンのリリース

http://www.netratings.co.jp/news_release/2015/08/Newsrelease20150825.html

「大手ECサイト」や「ファッションサイト」はスマートフォンからの利用時間がPCを上回る~ ニールセン、「Eコマース」の利用状況を発表 ~

ついにというか、やはりというか、ECショップもサイトによって属性が異なることが明確になってきました。言い換えれば、他社の事例をいくら参考にしたところで、属性が違うってことを意識しておかないと、当てはまらないことになってきているのですよね。

今回の調査結果を見ても、ユニクロなどのファッション関係のサイトや、アマゾン、楽天といったECサイトはスマホからの利用が多く、ジャパネットたかた、ニッセン、ベルメゾンといった通販サイトではPCからの利用が多いという結果になっています。また、価格比較の価格.comなどは、スマホとPCでほぼ同じになっていて、ECサイトの特徴によって、ユーザ層が違う、いや、アクセスする状況が違うというのが見えてきます。

ニールセンの調査では、これらの属性の違いを、男女比率、34歳以下の割合、スマホからのアクセスではアプリを経由してるかどうかといった視点で分類し、これらの差が違いを生み出しているとしています。

ECサイトをファッションサイト、大手ECサイト、価格比較サイト、通販会社サイトに分類し、それぞれの特徴を分析しています。

ユニクロなどのファッションサイトでは、女性が81%、34歳以下が56%と他の分類よりも多くなっています。若い女性の利用が多いがゆえに、スマホ利用が多くなっています。

アマゾンや楽天などの大手ECサイトになるとアプリからの利用が49%と多く、このことがスマホ利用が多い結果に。

価格.comのような価格比較サイトになると、スマホアプリが38%と他と比べると比較的高いですが、どれも平均的に利用されているようで、スマホからもPCからも同じぐらいの利用になっています。

ジャパネットたかた、ニッセン、ベルメゾンのような通販会社サイトになるとアプリ利用者は1%で非常に少なく、女性が76%になるのですが、34歳以下は27%で他の分類より少なくなっています。PCからの利用で、じっくりとカタログを見るように選ぶ傾向があるようです。

このように、それぞれのECサイトによって、属性が違っていて、それ故にスマホやPCからの利用方法も違ってきています。そういうことを踏まえておかないと、他社の事例を調べて、同じようにやったところでうまくいくとは限りません。いや、真似てもうまくいかないことの方が、多いでしょう。だからこそ、広告代理店や調査会社、ホームページ制作会社の営業トークに乗せられないように、しっかりと、自社のビジネスモデルを意識して、ネットをうまく活用しましょうね!

本日のニュース

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150826_717867.html

ECサイトではスマホとPCの利用時間が拮抗、ニールセン調査


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