ITニュース六時五分:内定者と企業とのやりとりに企業独自のSNS活用。使い分けが混乱するかも?

0605_20141112企業の新卒採用が8月以降になったことから、内定者をキープすること、ケアすることが重要になってきています。その中で、内定者とのやりとりのためにLINEと同じようなインターフェイスの企業向けSNSを活用する企業も多くなっているそうです。

すでに広く使われているFacebookなどを利用しようとしても、プライベートで使っているところに企業の情報が入ってくる、あるいは、他の友達にどこの企業に内定しているかを知られたくないといったことや、そもそも、Facebookのアカウントを持っていない学生も少なくありません。かといって、メールや電話でフォローするにも、担当者は大変です。

そこで、100%といっていいほど学生が利用しているLINEのインターフェイスに似た企業向けSNSを利用し、内定している学生とのやりとりをして、逃がさないようにあれこれと工夫しているそうです。

新卒採用の枠が増えてきたことや、採用活動できる期間が短くなったことで、より競争が激しくなり、内定を複数とりつけて選ぶ学生が出てきてることからも、こういうことになってきてるのですよね。

新卒採用という世界でも稀な採用をする日本。かつては、終身雇用で、転職すること自体が珍しかったので、それでもよかったのでしょうが、今のように転職が珍しくもなんともない時代では、新卒採用という枠はあまりにもおかしな制度ですよね。それに、卒業したときの景気で採用状況が左右されるというのは、運以外のなにものでもなく、そこで採用されなければ、いきなり就職するのが厳しくなり、アルバイトや派遣のような働き方しか選べなくなるのは、あまりにも理不尽な制度。それが嫌で、わざと留年し、卒業しない学生もいるとか・・・。

それは、さておき、内定者をつなぎとめるために、企業が独自にSNSを使うというのは、確かに重要になってくるでしょうね。プライベートで使っているLINEやFacebookを利用するというのも、何かとやりにくいでしょうし、あまりにもプライベートなことと、仕事とかごっちゃになるのも、いろんな問題を引き起こしそうです。

オープンになっていくSNSであり、クローズドになっていくSNSでもあるという中で、いろいろなSNSを複数使うことになっていくのでしょうか。となると、間違えて、ちがうコメントを書き込んでしまうという『誤爆』も起きて、楽しいことになりそうですが・・・(笑)。

そのうち、家族のSNS、近所付き合いのSNS、マンション住民のSNS、趣味の仲間のSNS、よくいく居酒屋のSNSなどなど、それぞれのSNSが出てきて、混乱していくことになるのかもしれません。そうなると、だんだん面倒になってきて、これらの複数のSNSをまとめるサービスが出てきそうです。さらにさらに、人工知能がそれらを選別し、自動的にレスポンスを返すようになるでしょう。そうやって、人間と直接やりとりするなんてことは、どんどん少ない社会になると思います。それが、いいのかどうかは、分かりません。意外と、過ごしやすい世の中になっているように思いますけどねw

本日のニュース

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/090300335/

内定者つなぎ止めに一役、採用活動で企業向けSNSの活用広がる

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