ITニュース六時五分:周囲の人も楽しめるARスポーツHADO(ハドー)。新たなARとして実現するか?

0605_20141112東京ビッグサイトで最先端のウェアラブル製品を紹介する「Wearable Tech Expo in Tokyo 2015」が開催されました。HADO(ハドー)というARスポーツは、ゲームをしている人だけでなく、周囲の『観戦』している人も、戦っている様子がスマホで見ることができます。

ARを使ったゲームは、これまでも多くありました。ニンテンドウDSなどのゲーム機やスマホを使って、カメラで撮影した現実の世界にCGでつくったモンスターなどを組み合わせ、それと戦うというのは珍しくありません。しかし、そういうCGが見えるのは本人だけであって、周囲の人たちは、何が起きているのか分かりません。

HADOの場合は、周囲の人がスマホをかざすと、ゲームに出てくるモンスターや火の玉を出して戦っている様子が見えるので、観客として楽しむことができます。システムとしは、登場するモンスターなどを複数のカメラ映像から位置を計算して表示するので、なかなか大変な仕組みですが、情報空間を共有できるってことで、なかなか面白い仕掛けです。これからの主流になっていくようなゲームでしょう。

さて、こういうARの場合、難しいのは、情報を共有するだけでなく、情報を共有しないというのも課題になります。たとえば、ARのシステムがどんどん普及していって、多くの人が利用するようになると、HADOのように同じように見えることも大事なのですが、その中で利用するプライベートな情報は他の人に見えては困ります。たとえば、アドレス帳のようなものは、他の人に見えては困るわけで、また、複数人参加している場合に、2人だけでやりとりしてる内容はほかの人に見えては困ります。この辺のデータをどのように見せるのか、また、情報のやりとりをしていることを第三者に見せるのかどうかといったことは、大きな課題になってきます。

「現実の世界と同じように、ノートみたいなものとか、紙を配るように見せればいいじゃん」

ってのが分かりやすいのですが、そこに表示するデータをどのように扱うのか? 人によって見えたり、見えなかったりするのは、けっこう厄介なのです。それに、裏返せば、他の人に見えるようになるといった制御も必要です。まだまだ、ARは課題があるのですよね。

本日のニュース

http://www.sankeibiz.jp/business/news/270911/bsj2709112205001-n1.htm

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