ITニュース六時五分:少年非行がスマホで増えた? 世論調査結果。拡声器を持って井戸端会議をする感覚は大人も欠如してる・・・

ITニュース六時五分:少年非行がスマホで増えた? 世論調査結果。拡声器を持って井戸端会議をする感覚は大人も欠如してる・・・

0605_20141112内閣府の「少年非行に関する世論調査」によると、少年の非行が増えていると感じている人が78.6%になり、2010年に実施した前回の調査より3.0ポイント増えたことが分かりました。また、インターネットを利用した飛行が増えたと回答した人が最も多く、63.0%で最も多くなりました。

インターネットを利用した非行の具体的な回答としては、

「簡単に暴力や性に関する有害な情報を手に入れられること」69.8%

「簡単に見知らぬ人と出会えること」62.5%

「交友関係や行動が把握しにくくなっていること」50.8%

となっています。

これ、少年非行ってことでの世論調査ですが、よくよく考えると、

「簡単に暴力や性に関する有害な情報を手に入れられること」=大人が、そういう情報を発信している

「簡単に見知らぬ人と出会えること」=大人がそういうサービスを提供している

「交友関係や行動が把握しにくくなっていること」=大人が子供に関心を持っていない

ということになるのでは? とか、思ってしまいます。

それはさておいても、少年だけでなく、大人も急速に広まったインターネットやスマホの使い方について、マナーやルールが確立されておらず、戸惑っている人も多いのが現状です。昔から使っている人と、ケータイやスマホが出てきてから使っている人とでは、大きな差があるように感じています。

私は、インターネットでのコミュニケーションを、『拡声器を持って井戸端会議をしているようなもの』と言っています。実際の井戸端会議では、目の前にいる人しかはなしは伝わっていないですし、周囲に人がいると、聞かれたくない話は、ひそひそ声で話をします。しかし、インターネットは、ひそひそ声という状態がなくて、常に拡声器を持っていると思った方がいいです。すぐに、コピーされたり、拡散されることになるのですから。それと、錯覚してしまうのが、ネットだと、やりとりしてる人とだけ話をしてるように思ってしまうのですが、そこには、何も発言せず、ずっと見てる人がいるということを忘れがち。実際の井戸端会議では、一言も話をしなくても、その場にいれば見えているので、誰に話をしたかって分かるのですが、ネットでは、それを忘れてしまいます。会話がエスカレートしてしまって、おかしなことに・・・。

本当なら、家族の中での会話や、学校の友達の中での会話で、小さな失敗を繰り返しながら、周囲の人に注意されながら、身につけて行くのですが、ネットでは、急激に広がったために、いきなり「舞台の上」での会話になってしまいます。しかも、それを意識できないのが、むずかしいところ。

あれダメ、これダメではなく、練習する場を作ることも考えた方がいいのではないでしょうか?

本日のニュース

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG19H3K_Z10C15A9CR8000/

少年非行「増えた」78% 内閣府調査、スマホの影響懸念

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