ITニュース六時五分:「人類滅亡12のシナリオ」はSFではなくなりつつ・・・。リスク管理の考え方をしっかり持たないとね!

ITニュース六時五分:「人類滅亡12のシナリオ」はSFではなくなりつつ・・・。リスク管理の考え方をしっかり持たないとね!

0605_20141112オックスフォード大学、スウェーデンのグローバルチャレンジ財団などの専門家が、「人類滅亡 12のシナリオ」というレポートをまとめ、話題になっています。4つのジャンルに分けられたシナリオには、核戦争や人工知能といった人間の関与するものから、隕石の落下など防ぎようのないものまで報告されています。

12のシナリオは

◆現在進行中のリスク

・極端な気候変化

・核戦争

・世界規模のパンデミック

・生態系の崩壊

・国際的なシステムの崩壊

◆外因的なリスク

・巨大隕石の衝突

・大規模な火山噴火

◆新たなリスク

・合成生物

・ナノテクノロジー

・人工知能

・その他の全く未知の可能性

◆国際政治のリスク

・政治の失敗による国際的影響

となっています。

この手のレポートって、これまでもいろいろ出ていたのですが、なんとなくSFの話のようで、お遊びのように思えていたのですが、今は、決して絵空事ではなく、すでに起きそうなこと、今、進行しつつあることが書かれています。

今年の台風がものすごく多くて、今までの日本の四季とかなり違ってきていること。大きな地震や火山の噴火が続いていること。サイバーテロの脅威や、システムトラブルで広範囲に影響がでていること、急速にIT化が進んでいること。なかなか抑えきれない感染病。ISなどの国際テロリストや、その影響での膨大な数の難民問題・・・。

どれもこれも、今、起きていることです。

で、こんなことを、あーのこーのと話をするのもいいのですが、少し視点を変えて、リスク管理ということを考えてみましょう。

リスク管理って、なかなか分かりにくいのですが、どうも日本では、『危機回避』にしか注目されないことが大きくて、起きないようにするために、何をするかを議論することが多いように思います。企業でもそうですが、情報漏えいしないために、どんな対策をするのか、社員になにを徹底させるのかを決めて、運用することで安心してしまう経営者が多いです。

しかし、それでは、片方しか対策していないことになり、津波での原発事故を見るように、それでも、起きたときにどうするのか?を考えていないと、パニックになるだけ。

万が一、情報漏えいした場合には、どのような報告を誰にするのか、対応はどのようにするのかを決めておくと、何か起きても、それに従って行動することで、かなりリスクを下げることができます。

防災訓練を見ていても、火事が起きないようにすることは、とても大事なことですが、どんなに気をつけていても、どんなに丁寧に点検していても、火事が起きることはあります。その万が一、火事が起きたときのために避難訓練をしておくことが大事で、「絶対、火事は起きません」って言って、避難訓練をしなければ、小さなボヤ騒ぎだけでも、パニックになってしまいます。

人類滅亡のシナリオにしても、起きないようにするために何をするのかということと、隕石の落下のように防ぎようがないからこそ、どうやって最小限の被害にするために何をするのかということの両面から考えることが必要なのです。

企業のリスク管理、両面から考えることをお忘れなく。

本日のニュース

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/150922/cpc1509220702001-n1.htm

「人類滅亡、12のシナリオ」の衝撃度 大まじめ?それともただのSFか…

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