日本年金機構へのサイバー攻撃で使われたのと同じタイプの特殊なウイルスに1000を超える企業や団体が感染した疑いがあると複数のセキュリティ関連企業などが警告をしています。先端技術や防衛に関する情報など2万件以上が流出した可能性があるそうです。
年金機構が狙われたウィルスは「エムディビ」と呼ばれるもので、これと同じウィルスが日本企業の1000社以上に感染しているらしいです。そして、気が付いている場合はいいのですが、感染したことに気が付かず、何か月も、場合によっては年単位で情報漏えいが続いているのです。
また、日曜日のNHKスペシャルでもサイバー攻撃の特集をやっていましたが、興味本位や技術自慢ではなく、産業スパイとしてビジネスとして情報を盗み出しています。
表向きに(?)情報を収集するには、企業買収や合併、あるいは、人材の引き抜きという手段で行います。それを、非合法な方法で行う一つが、サイバー攻撃でしょう。今まで、あまりにもこういうことが、なかったからこそ、日本が狙われてきていますし、インバウンドとか言っても、悪い連中も何パーセントかは混ざってくるので、今まで考えられなかったような犯罪が起きてきます。
個人的には、マイナンバーが一番狙われているシステムではないかな?って思っているのですけどね・・・
本日のニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160207/k10010401581000.html
企業・団体がウイルス感染 2万件以上情報流出か
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