政府は、サイバーセキュリティの重要性を周知するための「情報セキュリティハンドブック」を作成し、配布しています。技術の話だけでなく、心理戦であるソーシャルエンジニアリングについても触れています。
政府が、ここまでいろいろ始めると、多くの人がセキュリティの意識を高めることになるかもしれません。
あまりにも、日本は平和ボケなこともあって、危機感が薄いです。『トラブルが起きない』ということが前提になって、運用されていることが多いので、これを覆すことが必要です。
危機管理やリスク管理とは、起きないようにすることだけでは片手落ちです。トラブルが起きたとき、情報漏えいしたときに、どう対処するのか、さらに、想定していないことが起きたときにどのような体制をとるのかまで、考えることが必要なのです。
そういう広い視野を持てるように啓蒙できるよになれば、次世代を担う若い人たちが新たな考え方で、世の中も大きく変化してくると思います。
本日のニュース
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20160229_745843.html
日本の若者を“自宅CSIRT”要員に、政府が防災ハンドブックのサイバー版を配布
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