コンサルティング事業を行うアクセンチュアが、「グローバル消費者調査2015」の調査結果を発表しました。日本や米国などの先進国では「消費者が無関心化している」と語りました。
この調査は、世界33か国、2万5千人にアンケートをとったもので、消費者としての行動を調査しています。
新興国では、インターネットが急速に広まり、どんどん情報が入ってきます。それは、スポンジに吸収される水のように、大量の情報が入り込んでいます。だからこそ、新興国では、より消費者は『わがまま』になっています。よりいいもの、より便利なものを貪欲に求める消費が展開しています。
ところが、日本やアメリカでは、情報過多の状態を通り過ぎ、無関心になってきています。調べれば、膨大な情報は手に入ることはわかっているのですが、それらを比較して検討する情報処理が大変すぎるので、いやになっているのです。
その結果、消費には無関心になってきていて、比較することすらせず、その場の直感で購買してしまうことに。
また、それは、継続サービスなどについても起きています。使っているサービスでいやな思いをしたら、ほかのサービスに乗り換えるかというと、実際は、乗り換えるのに他を調べることが面倒で、そのまま使い続けることになっています。そう、不快なことがあっても、それも無関心になっているのです。
かなり恐ろしい状態なのですが、消費者は、だんだん無関心になり、店舗でいえば、目の前にあるものから選ぶだけになってきているのです。
その中では、どうやって消費者の購買行動を喚起すればいいのか? そもそもが無関心なので、とても難しい課題を、セールスは突きつけられています・・・。
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本日のニュース
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/08/08/23475
日本の消費者は「無関心化」している? アクセンチュアが語る衝撃の調査結果とその対処法とは
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