ワシントン大学は、遺伝子であるDNAに埋め込んだコンピュータウィルス情報を使って、コンピュータを感染させることに成功したと発表しました。遺伝子解析が進む中、コンピュータウィルスを埋め込んだDNAを解析させると、知らないうちに遺伝子解析装置のコンピュータが感染してしまうそうです。
DNAに限らず、あらゆるものの解析装置は、いまやデジタル化され、コンピュータがつながり、ネットワークに接続されています。
そのコンピュータを狙って、コンピュータウィルスのコードを解析するサンプルに組み込んで、最終的にデジタル化されたところで発動するということができるかもしれません。
というか今回、実際にそういう可能性があることを示したわけですが、今後は、匂いや音響、光なども、コンピュータウィルスデータを埋め込まれる可能性が出てきます。
コンピュータがあらゆるものに入ってくるIoTの時代を迎えますが、あらゆるものからコンピュータが『感染』する可能性を秘めており、身の回りを『清潔』にすることが求められる段階に入ってきています・・・
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本日のニュース
https://japan.cnet.com/article/35105721/
DNAに埋め込んだマルウェアがコンピュータを攻撃–米で実験に成功
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