ITニュース六時五分:JSTや阪大らが、美人アンドロイドERICAを発表。コミュニケーション・プラットフォームへ。

ITニュース六時五分:JSTや阪大らが、美人アンドロイドERICAを発表。コミュニケーション・プラットフォームへ。

0605_20141112科学技術振興機構(JST)と大阪大学、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、京都大学は、人間そっくりで“美人”なアンドロイド「ERICA」(エリカ)を開発したと発表しました。

ロボットや人工知能、音声認識、音声合成など、個々のコミュニケーション機能の研究は進んでいるのですが、これらをトータルで調整するという研究はまだまだ進んでいません。

そこで、全体での調整を行うためのプラットフォームとしてエリカを開発しました。これまでアンドロイド型のロボットは、実際の人物から型をとって作っているので、肖像権などの問題があり、自由に使うのが難しかったのですが、CGで作った人物なので、自由にさまざまな研究に利用できるプラットフォームにしようとしています。

人間のコミュニケーションは、ちょっとした表情の違いや、言葉のアクセントなど、さまざまなことが組み合わさって、微妙な違いを生み出しています。そういうことを調整していくことで、より深いコミュニケーションをとれるようになるかもしれません。

あるいは、逆に、人間に近くなっていくので、恐怖心を持つようになるかもしれないのですが、それも、また、研究で分かってくることでしょう。

本日のニュースネタ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1508/03/news129.html

“美人”で人間そっくりのアンドロイド「ERICA」、JSTや阪大など開発 人間との自然な対話、実現へ


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